でも、そのついでにちょっと公園に寄ってみよう。
ということで、今日は3つの公園に行きました。
【林試の森公園】
まずは、お遣いに行く途中に、品川区と目黒区の境にある「林試の森公園」に寄ることにしました。
公園には親子連れを中心に人が多かった。
広場では大勢の親子が七夕の飾りつけをいていました。
オオシオカラトンボ Orthetrum melania |
トンボが飛んでいます。
どうやらオオシオカラトンボのようです。
木漏れ日に照らされきらきら輝いて見えました。
オオシオカラトンボ Orthetrum melania |
池やせせらぎの周辺にたくさんのトンボが飛んでいました。
少し歩いて木々が開けた明るい草地に出ました。
ヤマトシジミやモンシロチョウが飛んでいました。
ヤマトシジミ Pseudozizeeria maha |
コミスジ Neptis sappho |
コミスジのようです。
3メートル位の高さのところに止まって、そこから下にはなかなか下りてきません。
少し離れたところから撮ってみました。
コミスジ Neptis sappho |
残念ながら、この後の予定まで時間がないので、そろそろ公園を出なければなりません。
ほかにも、アオスジアゲハ、ヒカゲチョウ(たぶん)、なども見かけました。
【蘇峰公園】
お遣いを済ませた帰り道、大田区にある蘇峰公園に寄りました。
この公園にははじめて行きましたが、ちょっとした起伏の上にあり、木々がうっそうと茂っている公園です。
ヒメジャノメ Mycalesis gotama |
足元の茂みの中にある笹の葉上にじっと止まっていました。
ガクアジサイ Hydrangea macrophylla |
ガクアジサイ Hydrangea macrophylla |
園内には今はアジサイや桔梗が咲いていました。
陽の当たる草の上にはヤマトシジミが来ていました。
わずかに咲いている、ネジバナやニワゼキショウ、シロツメクサに蜜を求めに来たのかな?
ヤマトシジミ Pseudozizeeria maha |
木々の葉にはハムシのような虫たちがいろいろいるのだけれど残念ながら私には名前がわかりません。
家に帰って手持ちの図鑑、図書館でも調べてみたけれどやはりわからなかった。
メタリックな翅がとてもきれいでした |
クモガタテントウ(交尾中) Psyllobora vigintimaculata Say |
クモガタテントウ Psyllobora vigintimaculata Say |
この虫はなんだろうと、ずっとわからなかったのだけれどテントウムシを調べていたら偶然、帰化種として記されているのを見つけてクモガタテントウと判明した。
クモガタテントウは北米原産の帰化種で1984年に東京港付近で最初に見つかったというからもう30年近く日本に住み着いているということだ。
ウドンコ病菌を食べるというので、この後見つけたキイロテントウと同じなんだな。
ほかにテントウムシを2種類見つけました。
キイロテントウ Illeis koebelei |
黄色い姿がとてもかわいらしいテントウムシです。
図鑑を見るとウドンコ病菌などを食べる益虫と書いてありますが、今回見つけたところにはウドンコ病と思えるようなものは見えなかったけど...
アカボシテントウ Chilocorus rubidus |
アカボシテントウは赤い目が少し”寄り目”になったような感じで周囲がぼやっとかすんでいるので私はなぜか幽霊の顔を連想してしまいます。
【佐伯山緑地】
最初はこの公園の存在も知らず、寄るつもりではなかったのですが、たまたま通りかかったところが、昔は学校の敷地でうっそうとした山のようだったのに、その一角が公園として整備されているのを見てちょっと入ってみることにしました。
カナブン Rhomborrhina japonica |
南斜面こそ木が刈り取られ、見晴らしがよくなっていましたが、小高い山の上に上ると、クヌギなどの大木がうっそうとした森を作っていました。
まだ、公園としての整備が一部完了していないようでした。
森の中を歩くと、クヌギが樹液をたっぷり出していて、カナブンが来ていました。
オオスズメバチ Vespa mandarinia |
カナブンがいた木の裏側に回ると、オオスズメバチが2匹やはりクヌギの樹液に来ていました。
刺激しないように少し離れたところから撮りました。