今日はゴールデンウィーク前の土曜日です。のんびり狭山公園の中を歩いてみます。
狭山公園に行く途中にコンクリートで護岸された川にアブラナが咲いているのが見えました。
近くに行くと川に下りられるようなので行ってみます。
オレンジ色のチョウが飛んでいます。ベニシジミです。
夏になると黒い色が目だつようになります。
この河原にもオオアマナが咲いています。
外来種でヨーロッパなどが原産だそうです。
最近は河原や公園などに野生化しているのをよく見かけます。
オオアマナ |
この河原にも多く群生していました。
ヨーロッパから北部アジアが原産だそうですが、最近は河原などでよく見かけます。
オオカワヂシャ |
狭山公園は西側に東京の水がめである多摩湖があります。
公園の南側から入るとクヌギなどの雑木林があります。
コナラの葉にケブカキベリナガカスミカメが゙いました。この時期のコナラやクヌギの葉によく見られます。小楯板にはハート形の白い班があります。
この時期の雑木林にはスミレの花も多く咲いています。
ここに咲いているのはニョイスミレだと思います。
葉の形が仏具の如意(孫の手のような形の威儀具)に似ていることからついた名前だそうです。
ニョイスミレ |
シロヤブケマンのようです。ここで咲いているのは花弁の先にもほとんど紫の部分が残っていないので「ユキヤブケマン」(シロヤブケマンの花が白いものを特別にこう呼ぶらしい)と呼んでも良いかもしれません。
シロヤブケマン自体がムラサキケマンの一品種という位置付けだそうでちょっとややこしいですね。
ソロヤブケマン |
花言葉は「恥ずかしがりや」だそうで、下を向いて咲くこの花の姿を見ると納得です。
チゴユリ |
そこには期待通り、ナガメやヒメナガメの姿がありました。
ナガメはアブラナ科の植物があるところにはよくいます。
自分の知る限り、多摩地区の方が23区内より多くみられる気がします。
菜の花の上で交尾をしているペアがいました。
でもこの花壇はおそらくもう少しで刈り取られてしまうと思うので産卵しても果たして生き延びられるのか心配です。
ヒメナガメ Eurydema dominulus |
よく見るとヒメジュウジナガカメムシでした。
なぜか菜の花に一匹だけいました。
本来はガガイモなどが食草なはずです。
カゲロウも葉の裏に止まっていることが多いです。
カゲロウの成虫はその多くの種類では口が退化してなくなっています。
カゲロウ |
背中にバットマンマークのような模様を背負っています。
名前の通りビロウドのような微毛に覆われた美しい姿をしたコガネムシです。
ここにはまだたくさんの自然が残っています。
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