この公園は池や小さな流れがあり、全体は雑木に覆われていてその間を歩道が縫っていて何か所かスポーツができるグランドというより広場という表現が相応しい場所が点在する。
丘陵の端のようなところに位置し、公園内は高低差がかなりある。3ルートほど階段があって上部のエリアと下部のエリアをつないでいる。
公園に入って駅から近い下のエリアを歩いて草が生えている広場の縁の木々に目をやっていると目の前にイトトンボが飛んできた。
アオイトトンボではないかな?
他にもいるかと思って注意してみたけれどもこの1匹しか見つけられなかった。
アオイトトンボ Lestes sponsa |
近くの葉っぱの裏に何かがいる。
覗いてみたら、ミスジミバエかな?
ミスジミバエ Bactrocera scutellata |
ミスジミバエ Bactrocera scutellata
リスアカネは収穫間近のイネが植わっている田んぼの周りに張られたロープに止まっていた。
リスアカネ Sympetrum risi
顔の近くまで寄っても逃げなかった。
リスアカネ Sympetrum risi
こいつは誰?ハチの仲間だとは思うけど...
とってもかわいいけど、名前がわからない。
ツトガは草刈後の短い刈り草の切れっ端が枯れたような姿だ。
こどもの頃、草っ原で遊んでいるときによく見かけていたような気がするが、その頃はあまり気にもせず、今になってあらためてよく眺めてみるとなかなかユニークな姿をしている。
葉の上に1匹のカメムシがいる。茶色くて、体表に短毛が生えていて艶消しされたような感じだ。
脚は競輪選手のように太ももが筋肉で盛り上がったような形をしている。
当然、筋肉であるはずもないが...
ホオズキカメムシのように見えるが良く分からない。他にもいるかと探してみてもこの1匹しか見つけられなかった。
ホオズキカメムシ Acanthocoris sordidus
ホオズキカメムシ Acanthocoris sordidus
公園内のあちこちでヒメジャノメを見かけた。
しかし、写真を撮ろうと近づくと、ちょうど良い距離に近づく寸前を見計らったように逃げられてしまう。
いつもはこんなことはないのに、季節とか何かの理由があるのだろうか?
なんだか、今日のヒメジャノメはとても敏感だった。
ヒメジャノメ Mycalesis gotama
最近、シロオビノメイガをよく見かける。
夏の間も見かけてはいたが、あまり活発に動いているイメージはなく、草の葉裏などにじっとしていることが多いように思う。最近、特に10月に入ってから見かけるのはあちこち飛んでいる姿だ。
シロオビノメイガ Hymenia recurvalis
ほんの20分ほどの散歩だったけど、この時期にしては暑い日だったからか、蚊もたくさんいて、あちこち刺されながらの虫さがしだった。
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