2012年10月21日日曜日

秋の多摩川河川敷

1か月以上前に来て以来、久しぶりの多摩川だ。9月の上旬に来たときにブチヒゲカメムシが恋に燃えていた花壇に寄ってみた。
ブチヒゲカメムシの数は減っているけど1か月前と同じ同じサルビアに何匹もいた。

ブチヒゲカメムシ Dolycoris baccarum
花壇にはサルビアの他にコスモスも咲いていて、それぞれの花に色々な虫が集まっていた。

コスモス



ツユムシ Phaneroptera falcata



サルビアの枝にクモが巣を張って獲物を待っていた。
クモの巣の繊細な糸が秋の斜光に輝いていた。



自転車を置いてゆっくり歩くと、春にはあちこちで花を咲かせていたハマダイコンが新しい葉を伸ばし始めていた。
その葉の上に派手なデザインの、まるでお面のような模様をしたナガメがあちこちで見られた。
夏の間は見かけなかったが、彼らはどこでどうしていたのだろう?

ナガメ Eurydema rugosa

ナガメ Eurydema rugosa

そのハマダイコンにカマのような前脚をもった、ヒゲの長いヤツがいる。
アオヒゲトビゲラ。見た目のとおり、青くて(実際見るとかなり濃紺だが...)ヒゲの長いトビゲラということか。葉の上でじっとしていた。

アオヒゲナガトビケラ Mystacides azureus

オンブバッタもあちこちで見かけた。このカップルは交尾をしていたようだ。

オンブバッタ Atractomorpha lata

河川敷に咲いている花には多くの蝶が集まっていた。

モンシロチョウ Pieris rapae

ウラナミシジミ Lampides boeticus

ウラナミシジミ Lampides boeticus

キタテハ Polygonia c-aureum

キタテハ Polygonia c-aureum

モンキチョウ Eurema hecabe

ベニシジミ Lycaena phlaeas

ハマダイコンの葉っぱの上に止まってヤマトシジミが翅を広げて日を浴びていた。
ありふれた蝶ではあるけれど、広げた翅はとても美しい。

ヤマトシジミ Pseudozizeeria maha

ヤマトシジミ Pseudozizeeria maha

草の隙間に目をやるとエンマコオロギの姿があった。
こどもの頃に捕まえて家で飼ったことがあったけど、こんなに顔の模様の線が太かったかな?
もっと細い線だったような気がするけど...気のせいかな?

 エンマコウロギ Teleogryllus emma

 エンマコウロギ Teleogryllus emma

0 件のコメント:

コメントを投稿