8時過ぎに家を出て、東京湾岸の公園に行ってみると着いたころには強風が吹いていました。
公園の入り口には、ユキヤナギが花を咲かせていました。
つい1週間前には真冬の寒さだったのが、この数日の暖かさで一気に花を開かせたようです。
ユキヤナギ Spiraea thunbergii |
ユキヤナギ Spiraea thunbergii |
ユキヤナギ Spiraea thunbergii |
昨日は風もなく暖かだったので虫たちの行動は活発でしたが、今日は風が強くどこにいるのかな?
地表の枯草の上に何か動くものが...
ナナホシテントウが気忙しく動き回っていました。
ナナホシテントウ Coccinella septempunctata
その周りには、ちょっと前までは姿かたちもなかったのに、いつのまにか花を咲かせる草花たちがありました。
一番多く咲いていたのは、オオイヌノフグリ。
どこにでも咲いている草花だけど、本来は日本にはないはずのヨーロッパ原産の帰化植物です。
オオイヌノフグリ Veronica persica
ヒメオドリコソウもヨーロッパ原産の帰化植物だそうです。
こちらも普通すぎるくらいどこにでも見かける草花です。
ヒメオドリコソウ Lamium purpureum
その他、草花が一気に花を開き始めました。
林の中の椿の花にはアブが来ていました。
ホソヒラタアブ Episyrphus balteatus
ホソヒラタアブ Episyrphus balteatus
ホソヒラタアブ Episyrphus balteatus
潮風を浴びる堤防の菜の花にはキタテハが来ていました。
強い南風にあおられながら蜜を吸っているようでした。
キタテハ Polygonia c-aureum
キタテハ Polygonia c-aureum
この後、昼過ぎまでは南風が強く暑いくらいでしたが、1時過ぎに急に北風に変わり、黄色い霞がかかったような状態になりました。
奥さんと買い物に出かけ、1時40分頃にスーパーから出てきたら視界が悪く、かすんでいたので黄砂とpm2.5かな?と思っていたら、あとでネットで調べると、どうも違ったようです。
どうやら「煙霧(えんむ)」という現象で、午前中の暖かさに対して寒冷前線が近づいたことで上空の暖かい空気と新たに入り込んだ寒気の間でが対流が発生し、乾燥した地表の塵や砂埃が舞い上がって起きる現象のようです。
でも、こんなに黄色くかすんだ景色はこどもの頃から記憶がないなぁ。
この後、どんどん気温が下がり、つかの間の春はおしまい、冬に逆戻りです。
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