2013年3月17日日曜日

お邪魔虫

この時期ギシギシの葉にはルリコガタハムシがこれでもかというほどいます。

コガタルリハムシ Gastrophysa atrocynea

交尾をしているカップルが多いのですが、その多くにお邪魔虫が...
コガタルリハムシは何故か交尾をしているオスに別のオスが割って入っている光景をよく見かけます。その間もメスはそんな争いお構いなしという感じでギシギシの葉をかじっています。
自然の摂理で強い子孫を残すため、争いに勝ったオスと交尾をするのでしょうか?
メスのおなかは卵ではち切れそうなほどパンパンに膨らんでいます。

コガタルリハムシ Gastrophysa atrocynea

交尾を終えるとやがて葉の裏に卵を産みます。

コガタルリハムシ(卵) Gastrophysa atrocyanea

たいてい一か所にまとめて4~50個くらいの卵を産むようですが、なぜか1個だけ少し離れた太い葉脈の上に産んでいました。

コガタルリハムシ(卵) Gastrophysa atrocyanea
コガタルリハムシは春から初夏くらいまでしか見かけないと思っていたら、春の卵からから育った成虫が夏から翌年の春まで土の中で過ごすらしいのです。
春比較的早い時期に土の中から出てきた成虫がこの時期、交尾をして卵を産み、初夏には成虫になるサイクルを繰り返していくのですね。

 

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