そんな陽気に誘われて虫たちも活動しています。
多摩川の河川敷を花見でもしながら虫さがしをしようかなと思い歩いてみました。
河川敷の歩道を歩き出すとすぐに小さな蝶がとても速いスピードで目の前を飛んでいきました。
しばらく目で追いかけていると少し先の草の上に止まったので近づいてみると、今年初めて見るベニシジミでした。
ベニシジミ Lycaena phlaeas
川の近くの草むらには色々な花が咲いています。
アブラナの花にはアブがいました。
花に頭を突っ込んで蜜や花粉を集めているのでしょうか?
草花もいろいろ咲いています。
ホトケノザ、オオイヌノフグリなどがあちこちでいっぱい咲いていました。
ホトケノザ Lamium amplexicaule
オオイヌノフグリ Veronica persica
オオイヌノフグリにはアブが来ました。
ヒメオドリコソウとハナニラが並んで咲いていました。
川原にはあちこちでハナニラがまとまって咲いています。
ハナニラはあちこちで自生しているけど元々は明治時代に園芸用として持ち込まれた外来種なんですね。
ハナニラ Ipheion uniflorum
川面を覗いてみたら1匹だけアメンボがいました。
アメンボ Gerris paludum
川から土手の草むらをあがってくると、モンシロチョウが飛んでいます。
なかなか止まろうとせず、どこまでも飛んでいきます。
追いかけるのもやめようかなと思ったら、ようやく近くの草に止まりました。
モンシロチョウ Pieris rapae
ミツバチもハマダイコンに飛んできました。
だんだん風が強くなってきました。
風をよけるように草にしがみついていたのはモンキチョウでした。
モンキチョウ Eurema hecabe
桜もいくつかは見ごろをむかえている木がありました。
ハマダイコンにはナガメたちがいます。
葉のかげに隠れているのが多く、よく探さないと見つけられませんでした。
個体によって鮮やかなオレンジのものと少しくすんだような薄い色のものがいます。
こちらは鮮やかな色同士のカップル。
ナガメ Eurydema rugosa
こちらは少し色の薄い個体と鮮やかな色のカップル。
ナガメ Eurydema rugosa
だんだん風が強くなってきた途端に虫たちを見かけなくなってしまいました。
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