到着したのが9時少し前、この後予定があるので1時間半しかいられない。
自然観察園の入口まで行ってみるとは9時半開門とのことだった。
それならばと、自然子観察園の前を流れる野川のほとりと自然観察園の中で蝶さがしをすることにした。
時間は約1時間半。どれだけの蝶を見つけられるのだろう。
今回もルールは、蝶の成虫で証拠として種類を判別できる写真を撮ることを条件とした。
野川の土手を川岸に降りて歩くとまずはツバメシジミを発見。
ツバメシジミ Everes argiades |
イチモンジセセリはあちこちでたくさん飛んでいた。
イチモンジセセリ Parnara guttata
イチモンジセセリ Parnara guttata
ムラサキツメクサで吸蜜していたのはモンキチョウ。
こちらも多く見かけた。
モンキチョウ Eurema hecabe
アゲハチョウが飛んでいるのを見つけたが少し離れているので撮れそうもないと思っていたら、草の上に止まったようだ。
近づいて行っても逃げない。翅がだいぶ傷ついていた。
ナミアゲハ Papilio xuthus
ヒメウラナミジャノメが翅を広げて止まっていた。
こうして翅を広げた姿は色合いは地味だけど模様がとても美しいと思う。
探さなくてもあちこちに飛んでいる、今日一番多く見かけた蝶かもしれない。
ヒメウラナミジャノメ Ypthima argus
ヒメウラナミジャノメ Ypthima argus
そろそろ9時半になるので、自然観察園の入口に向かう。
すると自然観察園を囲っているフェンスに絡まっているヤブガラシにジャコウアゲハのメスがやって来ていた。
この後、写真には収められなかったが自然観察園の中ではジャコウアゲハのオスらしき姿も見かけた。
ジャコウアゲハという名前の由来は、オスの成虫持つフェニルアセトアルデヒドという成分が麝香(ジャコウ)のような匂いをさせるからだ。
ジャコウアゲハ Atrophaneura alcinous
事前観察園の中に入ると樹液にサトキマダラヒカゲが集まっていた。
この樹だけでも3頭来ていた。
サトキマダラヒカゲ Neope goschkevitschii
園内にあるメハジの花にキコチャバネセセリが来て吸蜜をしていた。
コチャバネセセリ Thoressa varia
ヤマトシジミも吸蜜をしていた。
ヤマトシジミ Pseudozizeeria maha
キタキチョウはハギに産卵していた。この蝶が止まっている前脚の先にも卵が...
キタキチョウ Eurema mandarina mandarina
乾いた地面に止まっていたのはツマグロヒョウモンのメス。
ツマグロヒョウモン(♀) Argyreus hyperbius
10時半になり予定の時刻を過ぎたのでそろそろ引き上げようと、カメラをバッグに詰めたところでウラギンシジミを見つけた。
もう一度カメラを出そうかと、バッグに手をかけたところであっという間に林の中に飛んで行ってしまった。
本日の結果、11種類。(見つけたけれども撮りそこなったのは1種類)
内訳は以下の通り。
アゲハチョウの仲間:2種類
アゲハチョウ、ジャコウアゲハ
タテハチョウの仲間:3種類
ヒメウラナミジャノメ、サトキマダラヒカゲ、ツマグロヒョウモン
シジミチョウの仲間:2種類(撮りそこなったのは1種類)
ツバメシジミ、ヤマトシジミ(ウラギンシジミ)
セセリチョウの仲間:2種類
イチモンジセセリ、コチャバネセセリ
シロチョウの仲間:2種類
モンキチョウ、キタキチョウ
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