品川駅港南口から出て歩くと肉の卸売市場の一角に施設の屋上が緑化されて日中は解放されているようなので入ってみた。
思ったより狭く、少しの木々が植わっている周囲を通路が囲んでいてベンチがあるだけだった。
それでもアカトンボが飛んでいた。
枯れ枝の先に真っ赤なアカトンボが止まっていた。
ナツアカネ Sympetrum darwinianum |
ナツアカネかな?
このオスが止まった枝の後ろの方にはメスも止まった。
ナツアカネ Sympetrum darwinianum |
ナツアカネ Sympetrum darwinianum
メスは近づいてもじっとしているのでゆっくり近づいてみたら結構近づけた。
ナツアカネ Sympetrum darwinianum
次に近くの運河に行ってみることにした。
運河沿いに遊歩道があって所々に花壇があり、名札が立てられていて管理されているようだ。
それぞれ思い思いの花が植えられている。
盛りを過ぎたヒマワリが咲いている。その葉裏に翅が半分透き通った虫が止まっている。
最初はハゴロモかと思ったけど近づいてみると蛾のようだ。
ヒマワリの葉越しに太陽の光を受け、翅が透き通って見えとても綺麗だ。
その近くの花壇には大きなショウリョウバッタがいた。
花に止まってじっとしていた。何を考え、何をしようとしているのだろうか?
ショウリョウバッタ Acrida cinerea
花壇には色々な花が植えてあってとても綺麗だ。
花壇以外にも沿道にはいろいろな花が咲いていた。
そこには色々な虫が飛んできていた。
蝶はアオスジアゲハやナミアゲハ、ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミ、そして一番多く飛んでいたのがイチモンジセセリだった。
イチモンジセセリ Parnara guttata
バラの小さな木にはアオドウガネが来て枝先の若葉に食いついていた。
小さな木なのでこの勢いで食べられたらあっという間に葉を食べつくされてしまうだろう。
アオドウガネ Anomala albopilosa
その少し先には木にカラスウリの蔓が絡まっていて、そのカラスウリの葉の上にちょっと変わった翅の模様にお尻がツンと尖った虫がいる。
ハエ仲間かな?図鑑で調べたらミスジミバエのように思える。
メスのようだし、幼虫がカラスウリの雄花を食べると書いてあったので間違いないのではないだろうか?
ミスジミバエ Zeugodacus scutellatus
ミスジミバエ Zeugodacus scutellatus
わずか1時間ほどの散歩でした。
さあ、ランチを食べて仕事に戻ろう。
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