ゆっくり観察していると、目の前にスイーッ、スイーッと何かが飛んできて目の前の花に止まった。
コミスジだ。普段はちょっと手の届かない高さの木々の梢を渡り歩いてるイメージがあるけど今日は珍しく道端に咲く足元の花に止まっていた。
この後、すぐに再び飛び立ってどこかに行ってしまった。
コミスジ Neptis sappho |
草むらには色々な虫がいる。
葉が白くかびたようなところにキイロテントウがいた。
植物のうどんこ病などを食べるので益虫として扱われる。
キイロテントウ Illeis koebelei
キイロテントウ Illeis koebelei
草むらにはよく見て歩くと、他に小さなカメムシが沢山いるのを見つけた。
ヒメナガカメムシだと思う。
ヒメナガカメムシ Nysius plebeius
目が大きく前から見るとこんな顔をしていた。
ヒメナガカメムシ Nysius plebeius
あちこちに交尾している姿があった。
ヒメナガカメムシ Nysius plebeius
ヒメナガカメムシ Nysius plebeius
その他、ヤマトシジミやイチモンジセセリが多く飛んでいた。
ヤマトシジミ Pseudozizeeria maha
イチモンジセセリ Parnara guttata
空き地から数10mほど離れたところに小さな公園があっていろいろな木々や花が植えられていた。
いかにも虫がいそうな公園だ。
白い小さな花が咲いている。オトコエシかな?
花を覗いてみるとカメムシがいた。
ミヤマ図鑑などで調べるとカメムシに似ているが吉祥寺の公園にいたことから考えると別種?
何を見ても同類かなと思えるものには「ミヤマカメムシの一種」という記述しか見当たらない。
ミヤマカメムシの一種
この公園には紅白のヒガンバナなどいろいろな花が咲いていた。
ヒガンバナ Lycoris radiata
ヒガンバナ Lycoris radiata
ヒガンバナ Lycoris radiata
アカスジカメムシだ。いつも思うけど何でこんな派手な色彩を持っているのだろう?
これが警戒色として機能しているのなら、他にももっと同じような色彩を持つ虫がいても良さそうに思うけど?
でも、珍しい色彩だから警戒されるのであって、みんなが同じような色彩を持っていたら誰も警戒しないのかな?
アカスジカメムシ Graphosoma rubrolineatum
昼からの用事を済ませる前に通りかかった公園の通路ではツマグロヒョウモンが交尾をしていた。
ツマグロヒョウモン(交尾) Argyreus hyperbius
ツマグロヒョウモン(交尾) Argyreus hyperbius
ちょっと前の新聞で一番住んでみたい街として吉祥寺が選ばれていたけれど、虫にとっても住みやすい街なのだろうか?
虫が多いのは良いけれど、蚊も多くて手、足、首まで刺されて、痒いこと痒いこと。
蚊のあまりの多さには辟易した。
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