最初に見つけたのはアワダチソウグンバイ、とても小さい虫で2~3㎜しかない。
でもこの10数年で日本中に急速に広がった北アメリカからやって来た外来種だ。
尻を中心にL型になって交尾をしていた。どのカップルも皆このスタイルだ。
アワダチソウグンバイ(交尾) Corythucha marmorata
あちこちでカップルがいっぱいいた。これだけいればどんどん生息域を広げていくのも納得できる。
少し観察していると、異様な光景があった。
これはまるでアワダチソウグンバイの組体操みたい。
何匹も折り重なるようにしていた。
アワダチソウグンバイ(交尾) Corythucha marmorata |
よく見るとあちこちでお邪魔虫の割り込んできているカップルを見かけた。
アワダチソウグンバイ(交尾) Corythucha marmorata
草の葉の上でこっそりとヤマトシジミのカップルが愛を育んでいた。
ときどき割り込もうと別なオスが絡んでくるが、このカップルはそんな邪魔には動じずずっとこの場所で愛し合っていた。
この草の下にはカタバミが群生していたので交尾が終わったとはきっとそのカタバミに産卵するのだろうか?
産卵の様子も見たいと思ったがしばらく待っても交尾が終わる様子が全くなかったのであきらめた。
ヤマトシジミ(交尾) Pseudozizeeria maha
2時頃にブチヒゲカメムシを見つけた時は交尾をしているカップルはいなかったのだけれど1時間ほどしてもう一度同じ場所に行くとかなりの数がカップルになっていた。
ブチヒゲカメムシ(交尾) Dolycoris baccarum
虫を探しながらゆっくり歩いていたら、突然イチモンジセセリのカップルが飛んできて目の前に止まった。
しばらく見ていたが、止まっている葉が風にあおられるせいなのか時々メスがずり落ちそうになるのをオスが必死に食い止めているように見えた。
イチモンジセセリ(交尾) Parnara guttata
別な場所でもイチモンジセセリのカップルを見かけた。このカップルも交尾をしたまま飛んでいた。
イチモンジセセリ(交尾) Parnara guttata
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