2012年11月4日日曜日

秋深まる多摩川河川敷

今日は天気が良く少し暖かいので虫も活動しているだろうか?
多摩川の河川敷を歩いてみた。
ハマダイコンにナガメ発見。

ナガメ Eurydema rugosa
翅を傷めている個体も多かった。

ナガメ Eurydema rugosa 

ナガメ Eurydema rugosa

カメムシの仲間ではヒゲナガカメムシもいた。
でもわずか2週間ほど前までは沢山の種類のカメムシたちを見かけたが、今日見つけたのはナガメとこのヒゲナガカメムシだけだった。

ヒゲナガカメムシ Pachygrontha antennata

花でよく見かけたのはこの白い花。
あちこちに咲いていて「ソバ」みたいだなと思って後から調べたらシュッコンソバに似ているけどちょっと違うように思える。



虫食いだらけの葉っぱにくっついていたのはちょっと変わった姿をした虫だ。
何だろう?




川を覗いてみたら小さな稚魚がたくさん泳いでいた。
何の魚だろう。



河原には川面から秋の陽光の反射を受けてススキの穂が風に揺られていた。




ススキなどの背の高い植物に囲まれてわずかな隙間から差し込む陽に照らされてヒメジョオンが咲いていた。

ヒメジョオン Erigeron annuus

ヒメジョオン Erigeron annuus

草の隙間から顔をのぞかせていたのはエンマコオロギ。
ここ最近よく見かけるようになった。
名前の由来は、いかつく見える顔から来ているらしい。

エンマコオロギ Teleogryllus emma

だいぶ西に傾いて柔らかくなった陽射しをあびて白いコスモスが咲いていた。

コスモス Cosmos

同じく斜陽を受けて枯れかけたサルビアの先にヤマトシジミが止まっていた。

ヤマトシジミ Pseudozizeeria maha

ヤマトシジミがいた近くの足元をみたらテントウムシが葉っぱの上でじっとしていた。



カナムグラは良く見かける草だけどこんな花をつけるんだ?
これは雌花らしい。

カナムグラ Humulus japonicus

西日を浴びた河原のコンクリートにヒメアカタテハが翅を休めていた。

ヒメアカタテハ Vanessa cardui

土手のオシロイバナにはモンシロチョウが止まって翅を広げていた。

モンシロチョウ Pieris rapae

3時半になったらもう陽がだいぶ傾いてしまった。秋の深まりを感じる。

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