2013年3月24日日曜日

名前を知らない虫たち

あちこちに咲いているアブラナの花を見て歩いていたら何か小さな虫がいます。
これは何かな?
名前がわかりません。


こちらは別な種類のようだけど、ハマダイコンの花にいました。
1匹は触覚が毛むくじゃらでもう1匹は短めの触覚です。
別な種類なのかオス・メスの違いなのか?



これはハバチの仲間でしょうか?
草の葉先に1匹だけとまっていました。



こっちはトビケラか何かの仲間かな?
それにしては脚が長いかな?
ちょっと調べただけではわかりませんでした。


この虫も何だろう?
体が途中から折れ曲がったようなかっこうをしていました。

 
 

ハマダイコンの蕾にしがみついてじっとしていました。

越冬者たち

春が来て暖かくなりいろいろな虫たちが活動を始めました。
でも実は寒い冬をこっそり成虫のまま越してきた虫たちもいます。
川原の草の上を蝶が飛んできます。
キタテハのようです。キタテハは冬の間は林の中などで過ごしているようです。
春になり暖かくなると活動を開始し、子孫を残して世代交代します。
草の上に止まったのでゆっくり近づいていくと目の前まで近づくことができました。
ちょっとアップで撮ってみました。

キタテハ Polygonia c-aureum

しばらくすると翅を広げて太陽のぬくもりをいっぱい浴びていました。

キタテハ Polygonia c-aureum

他にも冬を越してきた虫がいます。
こちらはフタトゲムギカスミカメだと思います。
フタトゲムギカスミカメは春先は保護色なのか枯草のような茶色をしていいてイネ科植物が育って青く茂ってくると体色が緑色に変化するようです。

フタトゲムギカスミカメ Stenodema calcarata

フタトゲムギカスミカメ Stenodema calcarata

名前の由来になっている後腿節のトゲが確認できるのでフタトゲムギカスミカメに間違いないと思います。

フタトゲムギカスミカメ Stenodema calcarata

次出会うときは緑色になっているのかな?

2013年3月17日日曜日

お邪魔虫

この時期ギシギシの葉にはルリコガタハムシがこれでもかというほどいます。

コガタルリハムシ Gastrophysa atrocynea

交尾をしているカップルが多いのですが、その多くにお邪魔虫が...
コガタルリハムシは何故か交尾をしているオスに別のオスが割って入っている光景をよく見かけます。その間もメスはそんな争いお構いなしという感じでギシギシの葉をかじっています。
自然の摂理で強い子孫を残すため、争いに勝ったオスと交尾をするのでしょうか?
メスのおなかは卵ではち切れそうなほどパンパンに膨らんでいます。

コガタルリハムシ Gastrophysa atrocynea

交尾を終えるとやがて葉の裏に卵を産みます。

コガタルリハムシ(卵) Gastrophysa atrocyanea

たいてい一か所にまとめて4~50個くらいの卵を産むようですが、なぜか1個だけ少し離れた太い葉脈の上に産んでいました。

コガタルリハムシ(卵) Gastrophysa atrocyanea
コガタルリハムシは春から初夏くらいまでしか見かけないと思っていたら、春の卵からから育った成虫が夏から翌年の春まで土の中で過ごすらしいのです。
春比較的早い時期に土の中から出てきた成虫がこの時期、交尾をして卵を産み、初夏には成虫になるサイクルを繰り返していくのですね。

 

桜を見ながら散歩で虫さがし

今年の冬は寒くて梅の花が咲くのも遅れていたのに急に暖かくなり、桜は早咲きの記録更新とか...
そんな陽気に誘われて虫たちも活動しています。
多摩川の河川敷を花見でもしながら虫さがしをしようかなと思い歩いてみました。
河川敷の歩道を歩き出すとすぐに小さな蝶がとても速いスピードで目の前を飛んでいきました。
しばらく目で追いかけていると少し先の草の上に止まったので近づいてみると、今年初めて見るベニシジミでした。

ベニシジミ Lycaena phlaeas

川の近くの草むらには色々な花が咲いています。
アブラナの花にはアブがいました。
花に頭を突っ込んで蜜や花粉を集めているのでしょうか?



草花もいろいろ咲いています。
ホトケノザ、オオイヌノフグリなどがあちこちでいっぱい咲いていました。

ホトケノザ Lamium amplexicaule

オオイヌノフグリ Veronica persica

オオイヌノフグリにはアブが来ました。


ヒメオドリコソウとハナニラが並んで咲いていました。
川原にはあちこちでハナニラがまとまって咲いています。
ハナニラはあちこちで自生しているけど元々は明治時代に園芸用として持ち込まれた外来種なんですね。
ハナニラ Ipheion uniflorum

川面を覗いてみたら1匹だけアメンボがいました。

アメンボ Gerris paludum

川から土手の草むらをあがってくると、モンシロチョウが飛んでいます。
なかなか止まろうとせず、どこまでも飛んでいきます。
追いかけるのもやめようかなと思ったら、ようやく近くの草に止まりました。

モンシロチョウ Pieris rapae

ミツバチもハマダイコンに飛んできました。


だんだん風が強くなってきました。
風をよけるように草にしがみついていたのはモンキチョウでした。

モンキチョウ Eurema hecabe

桜もいくつかは見ごろをむかえている木がありました。



ハマダイコンにはナガメたちがいます。
葉のかげに隠れているのが多く、よく探さないと見つけられませんでした。
個体によって鮮やかなオレンジのものと少しくすんだような薄い色のものがいます。
こちらは鮮やかな色同士のカップル。

ナガメ Eurydema rugosa

こちらは少し色の薄い個体と鮮やかな色のカップル。

ナガメ Eurydema rugosa

だんだん風が強くなってきた途端に虫たちを見かけなくなってしまいました。
 


2013年3月10日日曜日

春の陽気はあっという間に通り過ぎ、冬に逆戻り

今日は朝からぽかぽか陽気、だけれども南寄りの風が強く、昼に近づくにしたがいどんどん強くなりました。
8時過ぎに家を出て、東京湾岸の公園に行ってみると着いたころには強風が吹いていました。
公園の入り口には、ユキヤナギが花を咲かせていました。
つい1週間前には真冬の寒さだったのが、この数日の暖かさで一気に花を開かせたようです。

ユキヤナギ Spiraea thunbergii
小さな花だけど、純白で清楚なイメージでとても美しい花です。

ユキヤナギ Spiraea thunbergii
密生して咲くので、その名の通り細い枝に雪が積もったようです。

ユキヤナギ Spiraea thunbergii

昨日は風もなく暖かだったので虫たちの行動は活発でしたが、今日は風が強くどこにいるのかな?
地表の枯草の上に何か動くものが...
ナナホシテントウが気忙しく動き回っていました。

ナナホシテントウ Coccinella septempunctata

その周りには、ちょっと前までは姿かたちもなかったのに、いつのまにか花を咲かせる草花たちがありました。
一番多く咲いていたのは、オオイヌノフグリ。
どこにでも咲いている草花だけど、本来は日本にはないはずのヨーロッパ原産の帰化植物です。

オオイヌノフグリ Veronica persica

ヒメオドリコソウもヨーロッパ原産の帰化植物だそうです。
こちらも普通すぎるくらいどこにでも見かける草花です。

ヒメオドリコソウ Lamium purpureum

その他、草花が一気に花を開き始めました。
林の中の椿の花にはアブが来ていました。

ホソヒラタアブ Episyrphus balteatus

ホソヒラタアブ Episyrphus balteatus

ホソヒラタアブ Episyrphus balteatus

潮風を浴びる堤防の菜の花にはキタテハが来ていました。
強い南風にあおられながら蜜を吸っているようでした。

キタテハ Polygonia c-aureum

キタテハ Polygonia c-aureum

この後、昼過ぎまでは南風が強く暑いくらいでしたが、1時過ぎに急に北風に変わり、黄色い霞がかかったような状態になりました。
奥さんと買い物に出かけ、1時40分頃にスーパーから出てきたら視界が悪く、かすんでいたので黄砂とpm2.5かな?と思っていたら、あとでネットで調べると、どうも違ったようです。
どうやら「煙霧(えんむ)」という現象で、午前中の暖かさに対して寒冷前線が近づいたことで上空の暖かい空気と新たに入り込んだ寒気の間でが対流が発生し、乾燥した地表の塵や砂埃が舞い上がって起きる現象のようです。
でも、こんなに黄色くかすんだ景色はこどもの頃から記憶がないなぁ。
この後、どんどん気温が下がり、つかの間の春はおしまい、冬に逆戻りです。

2013年3月9日土曜日

春の陽気に誘われて

つい数日前までは10度にも達しない寒さの日々だったのに急に暖かくなり、今日は20度を超えたようです。
そんな陽気に誘われて今日は久しぶりに多摩川に出かけてみました。
河川敷に来てみるといつの間にか春景色に変わっています。
川に面した土手にはハマダイコンやアブラナ科の花が咲いていました。


 

川面に輝く光を背に受けてとても綺麗でした。


アブラナ科の花が咲いているということはナガメが出てきているかな?
やっぱりいました。

ナガメ Eurydema rugosa

ちょっと草を踏んだ音がしたらあっという間に逃げてしまいました。
よく探してみると、他にもあちこちにいました。
ここには交尾をしているカップルもいました。
寒い冬をどこかで過ごして次世代に命をつなげる営みです。
毎年、このあたりの多摩川河川敷ではハマダイコンの花とともにたくさんのナガメが子孫を作っています。

ナガメ Eurydema rugosa

少し歩くと、桜も咲いていました。
ソメイヨシノより少し白っぽい花の桜です。




桜の木を後にすると目の前を蝶が飛んでいきました。
少し目で追っていると、近くの枯草の上に止まったのでゆっくり近づいてみるとキタテハのようです。

キタテハ Polygonia c-aureum

冬の間、どこか林の中で過ごしていたのでしょうか?
翅は少し痛んでいますが、元気に飛んでいました。
他にも何頭か見かけました。
アブラナの花に止まって蜜を吸っているようでした。

キタテハ Polygonia c-aureum

キタテハ Polygonia c-aureum

しばらく見ていたら、大きく翅を広げて太陽をいっぱい受け止めていました。

キタテハ Polygonia c-aureum

ハマダイコンの花にはミツバチやアブなどが集まっていました。


ミツバチは後脚に花粉をためています。


ホソメヒラタアブでしょうか?
数多く見かけました。

ホソヒラタアブ Episyrphus balteatus

ホソヒラタアブ Episyrphus balteatus

ハムシたちもたくさん見かけました。
トホシクビボソハムシだと思います。
1匹だけでしたが忙しく歩き回っていました。

トホシクビボソハムシ Lema decempunctata

こちらはコガタルリハムシかな?
ハムシは姿かたちが似ているものがいっぱいいて見極めがつきません。

コガタルリハムシ Gastrophysa atrocyanea

交尾をしているカップルもたくさんいました。



こっちはカップルを後ろから追いかけてくる輩が...



案の定、後ろからオスに襲いかかりメスを奪おうとしています。



最初にメスをゲットしていたオスは負けそうです。



後からきて戦いに勝ったオスがメスに迫っていきました。



結局、あとから来たオスがメスを奪ってしまいました。
1週間前には虫が動き回る姿はほとんどなかったのに、今日は少し歩いただけで多くの虫に出会いました。
ナナホシテントウもよく見かけました。

ナナホシテントウ Coccinella septempunctata

写真は撮れなかったけれど、モンキチョウも飛んでいました。
他にも多くの虫を見かけました。
バンザイをしているみたいなかっこうをしているのは何かな?





いつの間にか花もたくさん咲いていました。
もう少しすると、ハマダイコンの花が河原を埋め尽くすのでしょう。