2013年4月28日日曜日

カメムシ多様性の多摩川(その2)

昨日に続き多摩川を散歩します。
昨日よりちょっとだけ下流の河川敷です。

ハルジオンやハマダイコンが咲いている草むらの中を探してみたら、カメムシを見つけました。
ホソヘリカメムシです。1匹だけ草の上でじっとしていました。

ホソヘリカメムシ Riptortus clavatus
 
ホソヘリカメムシ Riptortus clavatus

少し上流に向かって歩くと葛がだいぶ蔓を伸ばしています。
きっとマルカメムシがいるのではないかな?と思い探してみると、やっぱりいました。
マルカメムシは葛が生えているところには必ずと言って良いほどの確率でいます。

マルカメムシ Megacopta punctatissima

さらに歩くとブチヒゲカメムシに出会いました。
ブチヒゲカメムシ Dolycoris baccarum

何匹かいたのですが1匹だけやたら毛深いのがいます。
頭の辺りが毛でびっしり被われています。
ブチヒゲカメムシ Dolycoris baccarum

昨日は見つけられなかった種類としては、もう1種類だけ見つけました。
アカヒメヘリカメムシです。
アカヒメヘリカメムシ Rhopalus macuratus

最初に見つけたのは飛んでいる姿でした。
飛んでいる時はカメムシかどうかもわかりませんでしたが、止まるまでじっと目で追って草の上に降り立ったところで確認しました。
赤というより茶に近い色で薄いオレンジ色にも見えます。
ひとところに落ち着かず、すぐに飛び回っていましたが、何匹か見かけました。
アカヒメヘリカメムシ Rhopalus macuratus

この他、昨日も見かけた種類では、
ナガメ
ホソハリカメムシ
ヒメジュウジナガカメムシ
ウズラカメムシ
を見かけました。
歩きながら草の上にいるのを探しただけでもこれだけ見かけました
もっと時間をかけて一生懸命探したらどれだけの種類のカメムシに出会うのだろう?

2013年4月27日土曜日

カメムシ多様性の多摩川

今日は暖かそうなので午前中に多摩川まで行って散歩しました。
ちょっと歩くといろいろなカメムシに出会いました。

まずはナガメです。
最近は河川敷にハマダイコンが広がってナガメはいたるところにいます。
あちこちで交尾している姿も見かけます。

ナガメ Eurydema rugosa
次に出会ったのはホソハリカメムシでした。
こちらもとてもよく見かけました。

ホソハリカメムシ Cletus punctiger

イネ科の草で多く見かけましたが、草地のハルジオンにも数匹いました。

ホソハリカメムシ Cletus punctiger

イネ科の草が多くホソヘリカメムシがたくさんいた所にホオズキカメムシもいました。
この1匹だけで他には見かけませんでした。

ホオズキカメムシ Acanthocoris sordidus

ガガイモに集まるというヒメジュウジナガカメムシは1か所のイネ科の草にたくさんいました。
もしかするとこの1か所にしかいなかったので近くにガガイモがあったのかもしれません。

ヒメジュウジナガカメムシ Tropidothorax belogolowi

翅を広げて飛び立とうとしていました。

ヒメジュウジナガカメムシ Tropidothorax belogolowi

ウズラカメムシは草むらを人が踏み倒して入っていったと思われる踏み倒されたイネ科の草に群がっていました。

ウズラカメムシ Aelia fieberi

ウズラカメムシ Aelia fieberi

桜の幹にヨコヅナサシガメが群がっていました。

ヨコヅナサシガメ(集団) Agriosphodrus dohrni

あちこちで次々に脱皮していました。
白黒の衣装を脱ぐと赤い毒々しい色をしています。
ヨコヅナサシガメ(羽化) Agriosphodrus dohrni

羽化したては赤い色をしていますが時間が経つと再び白黒の模様になります。
下の写真で右上にある黒っぽいのが脱皮した抜殻です。

ヨコヅナサシガメ(羽化直後) Agriosphodrus dohrni

こちらは脱皮前の幼虫です。

コヅナサシガメ(幼虫) Agriosphodrus dohrni

草地のハルジオンでは先ほどのホソヘリカメムシもいましたが、一番多かったのはヒメナガカメムシでした。
とても小さなカメムシです。

ヒメナガカメムシ Nysius plebeius

少しの時間の間に7種類のカメムシに出会いました。
多摩川にはこの他にもたくさんの種類のカメムシがいます。

2013年4月25日木曜日

林試の森はカメムシの森?

目黒不動の近くに行った帰りに林試の森公園に寄ってみました。
コナラの小枝を見ていたら、オッいたいた。
クヌギカメムシの幼虫がいました。
葉っぱの裏や葉の付け根の部分に何匹もいます。
近くまで寄れるのを探してカメラの収めました。

クヌギカメムシ(幼虫) Urostylis westwoodi

同じコナラに違う種類のカメムシを見つけました。
キアシクロホソカスミカメ見たいです。
なかなか近寄れなかったので最初はカメムシなのかわかりませんでした。
葉っぱの裏をちょこちょこ歩いていました。

キアシクロホソカスミカメ Phylus miyamotoi


コナラのある林を抜け出て少し日の当たるところに行ったらハルジオンが咲いていて、そこにカメムシがいます。
花に止まっているのはハリカメムシのようです。
肩の角をいからせていました。
ハリカメムシ Cletus rusticus

オッと!びっくり!!!

ゾウムシが葉っぱの上を歩いてきて縁まで来たら、オッとびっくり!
そこには尺取虫が...
尺取虫のほうもびっくりしてつかまっていた葉っぱから思わず手を放してしまいました。



ゾウムシもうろたえて行き場を探しています。
ゾウムシがあわてて引き返すと安心して元の位置に手を戻しました。



まだ、ゾウムシの方は行き場所を探してうろうろしています。



こちらは先ほどのゾウムシとは関係ないけれど近くで見つけたのでゾウムシつながりということで登場させました。
スグリゾウムシではないかと思います。

 スグリゾウムシ Pseudocneorhinus bifasciatus

葉っぱの上をちょこちょこと歩いていました。

テントウムシのレストラン

テントウムシって、かわいらしい姿をしているけど結構肉食だったりもするんですよね。
今日は2種類のテントウムシの食事に出会いました。

まずは、キイロテントウです。
こちらは草食というか、ウドンコ病菌などの菌類を食べるようです。
たしかに葉っぱの表面の白く見えるところをしきりに食べているようです。

キイロテントウ Illeis koebelei
葉っぱの表だけではなく裏側も食べているようです。

キイロテントウ Illeis koebelei
おなか一杯になったのか、他の場所にエサを求めているのか、飛び立ちました。

キイロテントウ Illeis koebelei

お次は肉食系のテントウムシです。

テントウムシといえばこの姿を思い浮かべる人が多いと思います。
ナナホシテントウはバリバリの肉食系です。
今も口にアブラムシを咥えています。

ナナホシテントウ Coccinella septempunctata

どちらのテントウムシも人間から見れば植物の外敵を食べるので益虫になるのでしょうか?

2013年4月21日日曜日

初めて出会ったカメムシ

昨日からの雨が上がったので散歩に出掛けました。
昨日と同様、冬に戻ったような寒さです。
雨上がりのこんな寒い日に虫は見つけられるでしょうか?
歩道を歩いていると街路樹の幹に何かが動いています。
黒い体にわずかに赤い縁取りがあります。


どうもカスミカメムシの仲間のような気がします。
今まで出会ったことがない姿をしています。

帰ってから、インターネットで調べても該当する姿のカメムシを見つけることができません。
日本原色カメムシ図鑑(第1巻~3巻)があればきっと調べられるのになぁ、次の週末にでも図書館
で調べてみようという結論に至りました。

翌日、フラッと立ち寄った本屋さんに置いてあった図鑑をパラパラ見ていたら、「あった!」思わ
ず声をあげそうになってしまいました。

そこで見つけた「ポケット図鑑 日本の昆虫1400 ①チョウ・バッタ・セミ 文一総合出版」によれば
、カイガラツヤカスミカメのようです。
クヌギにつくようで特に珍しいものでもないようです。

カイガラツヤカスミカメ Cimidaeorus hasegawai

でも実際に見つけたのは周りにはクヌギやコナラなどはない場所でケヤキの幹をかけ上っていまし
た。

2013年4月20日土曜日

地球温暖化?それは勘違い?

暖かい日が続いたかと思うと今日は冬のような寒さです。しかも今にも雨が降りだしそう。
そんな中、多摩川まで歩いてみることにしました。
河川敷は風も冷たくついに雨も降りだしました。
まだ降ったりやんだりなのであちこちで咲いているハマダイコンを眺めながら歩きます。
あ~、いました。こんな寒い中、葉にくるまるようにしているのはアオクサカメムシかな?
何かちょっと違和感を感じます。今まで見かけたのとちょっと違う感じ。


もしかしてミナミアオカメムシかな?
本州南部や棲息域を北上させているらしいけれど東京にもいるのだろうか?
ネットで調べると色々書いてあるが、一部には南関東まで棲息域を広げているとの記述もありました。
調べてみると、ミナミアオカメムシの特徴の一つに、第3、4、5節に褐色部がある。
一方、アオクサカメムシは第3、4、5節に黒色部がある。と書かれていたので、これはどう見ても黒というより褐色に見えるのでミナミアオカメムシではないかと思ったのですが...
ミナミアオカメムシ(?) Nezara viridula
また、自然下ではアオクサカメムシとミナミアオカメムシの交雑もあるような記述もありました。本当なのだろうかと思いつつ、地球温暖化によりミナミアオカメムシが東京侵出したのか、ただの勘違いなのかは特定できませんでした。

2013年4月15日月曜日

小さなカメムシ、大きなカメムシ

小さなカメムシ、大きなカメムシ

姿かたちからはちょっとカメムシらしくない、小さくてずんぐり丸い体をしたそのまんまの名前をもったマルカメムシ。
成虫のまま集団で越冬するというから、どこか枯れ草の陰にでも隠れていたのが暖かくなって活動開始したのでしょうか?
河川敷の葛が新しい芽を出している回りに何匹か見かけました。

マルカメムシ Megacopta punctatissima
道路脇の歩道を歩いていると鉢植えの花に何かが止まっています。
近づいてみるとオオトビサシガメです。
オオトビサシガメ Isyndus obscurus
大きな体で人が近づいても逃げようとする様子もありません。
横からみると長い注射針のような口が見えます。
オオトビサシガメ Isyndus obscurus

これがサシガメの名の由来なんですね。
これで刺されたら痛いんだろうなぁ。

蝶の季節

多摩川の河川敷を歩くと新しい芽を吹き始めた草むらに小さな蝶たちが飛んでいた。
最初に見かけたのはツバメシジミです。
一生懸命求愛するけど最後は逃げられてしまいました。
ツバメシジミ Everes argiades

ツバメシジミ Everes argiades

こちらのメスは卵を産むような仕草をしていましたが飛び去った後を探しても卵らしきものは見つかりませんでした。

ツバメシジミ Everes argiades

ツバメシジミ Everes argiades
 
メスが葉に止まり、羽を広げて陽を浴びていました。
 

ツバメシジミ Everes argiades

ベニシジミもしきりに求愛をしています。

ベニシジミ Lycaena phlaeas

こちらもカップル誕生には至りませんでした。
ベニシジミ Lycaena phlaeas

セセリチョウの仲間ではイチモンジセセリがいました。
イチモンジセセリはこの一頭だけしか見かけませんでした。
イチモンジセセリ Parnara guttata

多摩川から少し離れた狭い草地でも多くの蝶を見かけました。
まずはスジクロシロチョウです。
子供の頃はモンシロチョウの方が好きでしたが今改めて見るとスジクロシロチョウはとても上品な模様をしています。
スジクロシロチョウ Pieris melete

アゲハチョウも飛んでいました。
ナミアゲハ Papilio xuthus

その後、生田緑地に行ってみました。
今はもう花も終わった梅林にルリシジミでしょうか?
シジミチョウが一頭いました。
ルリシジミ Celastrina argiolus

まだ、花が咲く前の菖蒲田にも蝶がたくさん飛んでいました。
モンシロチョウ、モンキチョウ、ナミアゲハ、他に種類は特定はできませんでしたがタテハチョウの仲間を見かけました。