2012年7月29日日曜日

加賀温泉で出会った虫たち(7)

第7弾、最後はまとめて「その他」。
虫以外にも出会ったものがいた。

まずは、どこにでもいるマメコガネ。
いないところはないくらいどこへ行っても毎回出会う。

マメコガネ Popillia japonica

お次はベッコウハゴロモ。
翅に先端にある目玉模様が特徴的。

ベッコウハゴロモ Ricania japonica

こちらはカゲロウ。
カゲロウは羽化した後の成虫は何も食べず、長生きしても2日程度だという。



虫ではないけど、大聖寺川の河原で出会ったアマガエル。
河原以外でも多く見かけた。

ニホンアマガエル Hyla japonica

白い綿毛のようなのはハゴロモの幼虫?



以上、加賀温泉(山代温泉~大聖寺川経由~加賀温泉駅と駅周辺)の虫さがしの散歩でした。

加賀温泉で出会った虫たち(6)

第6弾のテーマは「バッタ」。

まずは大物。キリギリス。
自分が子供のころはキリギリスはキリギリスであったはずだけど、今回調べていたら、今はヒガシキリギリスとニシキリギリスに分類するそうだ。
ヒガシキリギリスは青森~岡山に生息し、ニシキリギリスは関西~九州に生息するらしい。
ということは関西あたりは両種混合するということか?
それぞれに翅の黒斑の違いや体調の違いなどもあるようだ。
ということで、これはヒガシキリギリス?

ヒガシキリギリス Gampsocleis mikado


こちらはツマグロバッタ。
ツマグロイナゴとかツマグロイナゴモドキとも呼ぶそうだ。

ツマグロバッタ Stethophyma magister

わりと近くまで寄っても逃げずにいるので、正面から顔をアップで撮ってみた。

ツマグロバッタ Stethophyma magister

突然、歩道に飛び出してきた黒いやつ。
大きなコオロギ科と思ったが、さすがに大きすぎる。
ヒメギスのメスのようだ。

ヒメギス(♀) Eobiana engelhardti
バッタの仲間は3種類に出会った。

加賀温泉で出会った虫たち(5)

第5弾のテーマは「捕食者」。

クモがハエを捕まえたところ。
葛の葉影に隠れて見事ゲット。













次もクモ。こちらは巣にカゲロウがかかったところをゲット。



またまたクモ。ハエトリグモの一種だろうか?
見事に獲物をゲット。


 これも一種の捕食者?(釣り人の方、失礼)
何人もの方が大聖寺川でアユ釣りをされていました。


以上でした。

加賀温泉で出会った虫たち(4)

第4弾のテーマは「カップル」。

最初のカップルはナガメ。


ナガメ Eurydema rugosa
花もすっかり終わった花壇のアブラナ科と思われる植物につかまって交尾をしていた。
でもこの後どこに産卵するのだろう。
普通に考えると自分たちがつかまっている植物が対象になるのだろう。
でも、ここは小学校の校門前にある花壇。
この花の状態からしてここから抜かれてしまうのは時間の問題なのでは?
いったいこのカップルの子孫の運命はどうなるのだろう?


河原の草の中でデートしていたのはハスジカツオゾウムシ。
葉の間に隠れるようにして交尾をしていたが、失礼して写真に収めさせてもらった。

ハスジカツオゾウムシ Lixus acutipennis


雑木林の出口近く、明るい葉上にはシオヤアブの恋人たちがいた。
風で枝が揺れる中、ずっとそこにつかまって交尾をしていた。

シオヤアブ Promachus yesonicus
以上、3カップルとの出会いだった。

加賀温泉で出会った虫たち(3)

第3弾は「チョウ」。

最初は大聖寺川の河原で出会ったコチャバネセセリ。

コチャバネセセリ Thoressa varia

こちらは飛んでいるところを捉えた。

コチャバネセセリ Thoressa varia

こっちは飛び立ったところ。

コチャバネセセリ Thoressa varia


葛の葉の上に止まっていたのはヒメウラナミジャノメ。
翅がだいぶ傷んでいた。

                       ヒメウラナミジャノメ Ypthima argus
ツバメシジミもいた。

ツバメシジミ Everes argiades
タイミングよく飛び立ったところを撮ってみた。

                                                                                                                        ツバメシジミ Everes argiades
シロツメクサで吸蜜している姿もあった。

ツバメシジミ Everes argiades

田んぼの畔に咲いていたセリの花で吸蜜するイチモンジセセリ。

イチモンジセセリ Parnara guttata
暑さに耐えかねて入った雑木林の中ではコミスジに出会った。
あまり羽ばたかず滑空するように、す~いす~いと飛ぶ様子は美しい。

コミスジ Neptis sappho

出会ったチョウは5種類だった。

日本では蝶と蛾をはっきり区別するが海外では区別しないところも多いようだ。
というわけで、今回であった蛾もここに載せておく。

河原で葉の上にじっと止まっていたのはキシタホソバかな?


 

           キシタホソバ Eilema aegrota
田んぼのイネの葉に止まっていたが名前がわからない。

 


里芋の葉にいたのはセスジスズメの幼虫。
こいつは大食漢らしいので庭先にあった小さな畑の里芋の葉が食い尽くされないことを祈りたい。

セスジスズメ(幼虫) Theretra oldenlandiae


ということで、蛾は3種類(うち1種は幼虫)と出会った。

加賀温泉で出会った虫たち(2)

第2弾の今回は「トンボ」。

大聖寺川に出る前の木がうっそうと茂った大堰宮(おおひのみや)公園を通ると足元から黒いものが飛び立った。
何かと思ったらハグロトンボだった。
ハグロトンボは羽化すると生まれた水辺から少し離れた林の中などで生活するらしい。
この公園にも相当数のハグロトンボがいた。

ハグロトンボ(♀) Calopteryx atrata








暗くてわかりづらいけど、ちょうど飛び立ったところ。

ハグロトンボ(♂) Calopteryx atrata










川沿いを歩いて木が茂っているところの笹の上にはモノサシトンボがいた。

モノサシトンボ(♀) Copera annulata

 
メスに続いてオスも発見。

モノサシトンボ(♂) Copera annulata

これは羽化殻だけど、モノサシトンボのものなのかはよくわからない。




最後はシオカラトンボ。
あちこちどこにでもいた。

        シオカラトンボ Orthetrum albistylum


 

                                                                                                                 シオカラトンボ Orthetrum albistylum

今回であったトンボは3種類だけだった。

加賀温泉で出会った虫たち(1)

土曜日1泊で石川県の山代温泉に仕事で出かけた。
午前中の移動で昼過ぎから会議、夜は宴会だったが日曜日は帰宅するだけ。
ホテルで朝食をとったら加賀温泉駅までゆっくり虫さがしをしながら歩いてみることにする。

出会った虫たちを種類別にまとめた。
今回は「カメムシ」たち。

ホテルを出て少し歩くと小学校の校門が見えた。
その前に花壇があり、すっかり花の盛りは過ぎたアブラナ科(?)の植物にナガメががいた。
名前は単純で、菜の花につくカメムシだから「ナガメ」。
背中の模様をお尻を上にしてみると「おじさんの顔」に見えるのだけど、どうしてこんなに目立つ姿をしているのだろう?

ナガメ Eurydema rugosa

大聖寺川に向かって歩く。
途中で桜並木を歩いていると道端でカメムシを見つけた。
クサギカメムシだろうか?

クサギカメムシ Halyomorpha halys

大聖寺川沿いにある遊歩道(?)を下流に向かって歩くと周りの草むらにもたくさんいた。
さらに歩いていくと少し木が茂ったところに来た。
木の下につゆ草が咲いていたがその上に巨大なアリが?
よく見るとホソヘリカメムシの幼虫(5齢?)のようだ。
こいつも腹部を尻を上にしてみるとお面のようだな。



成虫もいた。成虫になると「アリ」の姿は卒業している。



やはり川沿いの道端に生えていた葛の葉の上にはホシハラビロヘリカメムシがいた。



加賀温泉駅までたどり着いたけど、まだ帰りの特急まで時間があるので駅の反対側にまわってみた。
少し小高い丘のようになっているところに観音様が見えるが、そこには行かず駅から左手の方にある小さな雑木林のよなところを歩いた。
ここではマルカメムシに出会った。




駅に向かう途中の道端で最後に出会ったカメムシはクサギカメムシの幼虫だった。



ゆっくり3時間以上かけて歩いて出会ったカメムシは5種類、そのうち2種類は成虫と幼虫の両方に出会った。

2012年7月22日日曜日

雨のちジャコウアゲハ

朝起きると昨日からの雨がまだ残っていた。
先週軽いぎっくり腰になったこともあり、今日は家でじっとしていようか?
などと考えながら午前中を過ごしていたら雨が上がった。
昼食をとり、午後娘が塾から帰ってきたので「一緒に公園の散歩に出かけないか?」と誘うと珍しく「行こうか」の答え。
一緒に出掛けることにした。

公園につくと林の中を通ると木の枝と葉の隙間に枯葉のようなものがぶら下がっていた。
よく見るとまるで蝙蝠のような姿をした蛾(?)がぶら下がっていた。


雨上がりで少しムシムシとした林の中は蚊が多くてさっきからあちこち刺されている。
娘が「ここに何かいるよ!」と笹のあたりを指さすので行ってみた。

ベッコウハゴロモ Ricania japonica




ベッコウハゴロモらしいのがあっちこっちイッパイいる。
笹だけでなく、周辺に生えている葛にも数多くついていた。


カナヘビ Takydromus tachydromoides




また、娘が「あ~、可愛い!」
何かと思ったらカナヘビが葛の葉の上にじっとしていた。






ふと気が付くと、笹の上にあっちにもこっちにもイトトンボが止まっている。
よく見るとベニイトトンボのようだ。
公園の池から20メートルくらい離れた笹のところにざっと見ただけでも30頭以上はいるようだ。








またまた、娘から「これ何?ハチ?」と聞かれたけど、ハチみたいだけどはっきり答えられなかった。
家に帰って調べてもわからなかった。








同じく笹の葉にいたササグモが何か獲物を捕まえていた。
ここで捕まっているのもハチの仲間かな?









林から出て池の周囲を歩いていく。
草の上にヤマトシジミがいた。






池にはガマが茂っていていろいろなトンボが飛んでいる。
真っ赤なショウジョウトンボが枯れ枝に止まっていた。




池の周りの少し丈の高い草にはマメコガネがたくさんいて、交尾をしようと相手探しをしていた。







一方、草丈の低いところではバッタ類があちこち飛び跳ねていた。
これはカヤキリ?
ちょっと自信がない。


イトトンボも飛んでいる。
アオモンイトトンボのようだ。

これはコバネイナゴ(幼虫)のような感じもするけどどうかな?














ワルナスビが集まって生えているところでニジュウヤホシテントウを見つけた。
1組のカップルが交尾をしていた。

このカップルを撮ろうとワルナスビの中にカメラを構えていたら。
娘が「お父さん、手に何かついてるよ!」






「えっ?」手を見ると小さな青虫が。
娘が再び「可愛~い!」

娘にカメラを渡して撮ってもらったのがこの1枚。
何の幼虫だろう?


そんなことをしていたら頭上を黒いものがひらひら飛んでいく。
茂みの中に入っていった。

ちらっと見た感じだとアゲハチョウのようだ。
飛び方や色からジャコウアゲハではないだろうか?

蝶が入っていった茂みに横から回り込んで入ってみる。
いたいた、やっぱりジャコウアゲハのようだ。



何度も周囲を飛び回り、同じあたりに戻ってくる。
他にはいないようでこの日は1頭しか見かけなかった。


近くに食草のウマノスズクサがあるのかと探してみたが見つけることはできなかった。