母の通院に付き添うために来た病院の待ち時間を使って、近くの雑木林に行ってみた。
カナブン Pseudotorynorhina japonica |
そこには当然のようにカナブンがいた。
ハエがたかってくるのもお構いなしに樹液を味わっていた。
モリチャバネゴキブリ Blattella nipponica |
そして、家の中では大の嫌われ者チャバネゴキブリ。
だけどここにいるのはモリチャバネゴキブリで、樹液を吸うけどけして家の中に入り込むことはないらしい。
この姿を素直に見るとけして気持ち悪い姿はしていないんだけど…
そう思うのは私だけ?
ヒカゲチョウ Lethe sicelis |
ヒカゲチョウも樹液を吸いに来ていました。
ヒカゲチョウをいろいろな角度から撮っていたら、んん~ん?
こんなところにバットマンいた!
写真の真ん中下のところに。
背中にバットマンマークを4つも背負っている。
ヨツボシケシキスイ Librodor japonicus |
ヨツボシケシキスイ Librodor japonicus |
ヨツボシケシキスイだ。
顔をよく見るとクワガタのメスのような顎を持っている。
それにしても意図して描いたとしか思えない「バットマンマーク」だ。
ゴキブリほどではないけれど蝶に比べると嫌われ者の部類に入ってしまう蛾たち。
彼らは樹液を吸っていたわけではないけれど樹皮に止まっていた。
むしろ、樹皮に同化して隠れることが目的なのだろうか?
木の枝にはシロテンハナムグリも集まっていた。
ハナムグリとはいうものの花より樹液がお好みらしい。
アカボシゴマダラ Hestina assimilis |
そして、最後に見つけたのはアカボシゴマダラ。
今年5月に別なところで見つけた時は赤いホシが白化してほとんどない状態の春型だったが今回ははっきりアカボシが確認できた。
姿は美しいし、飛んでいる様子も優雅なのだけれど、大陸から持ち込まれ人為的に放たれたことによる繁殖、定着だと聞くと写真を撮っていても複雑な気持ちになる。
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