2012年7月22日日曜日

雨のちジャコウアゲハ

朝起きると昨日からの雨がまだ残っていた。
先週軽いぎっくり腰になったこともあり、今日は家でじっとしていようか?
などと考えながら午前中を過ごしていたら雨が上がった。
昼食をとり、午後娘が塾から帰ってきたので「一緒に公園の散歩に出かけないか?」と誘うと珍しく「行こうか」の答え。
一緒に出掛けることにした。

公園につくと林の中を通ると木の枝と葉の隙間に枯葉のようなものがぶら下がっていた。
よく見るとまるで蝙蝠のような姿をした蛾(?)がぶら下がっていた。


雨上がりで少しムシムシとした林の中は蚊が多くてさっきからあちこち刺されている。
娘が「ここに何かいるよ!」と笹のあたりを指さすので行ってみた。

ベッコウハゴロモ Ricania japonica




ベッコウハゴロモらしいのがあっちこっちイッパイいる。
笹だけでなく、周辺に生えている葛にも数多くついていた。


カナヘビ Takydromus tachydromoides




また、娘が「あ~、可愛い!」
何かと思ったらカナヘビが葛の葉の上にじっとしていた。






ふと気が付くと、笹の上にあっちにもこっちにもイトトンボが止まっている。
よく見るとベニイトトンボのようだ。
公園の池から20メートルくらい離れた笹のところにざっと見ただけでも30頭以上はいるようだ。








またまた、娘から「これ何?ハチ?」と聞かれたけど、ハチみたいだけどはっきり答えられなかった。
家に帰って調べてもわからなかった。








同じく笹の葉にいたササグモが何か獲物を捕まえていた。
ここで捕まっているのもハチの仲間かな?









林から出て池の周囲を歩いていく。
草の上にヤマトシジミがいた。






池にはガマが茂っていていろいろなトンボが飛んでいる。
真っ赤なショウジョウトンボが枯れ枝に止まっていた。




池の周りの少し丈の高い草にはマメコガネがたくさんいて、交尾をしようと相手探しをしていた。







一方、草丈の低いところではバッタ類があちこち飛び跳ねていた。
これはカヤキリ?
ちょっと自信がない。


イトトンボも飛んでいる。
アオモンイトトンボのようだ。

これはコバネイナゴ(幼虫)のような感じもするけどどうかな?














ワルナスビが集まって生えているところでニジュウヤホシテントウを見つけた。
1組のカップルが交尾をしていた。

このカップルを撮ろうとワルナスビの中にカメラを構えていたら。
娘が「お父さん、手に何かついてるよ!」






「えっ?」手を見ると小さな青虫が。
娘が再び「可愛~い!」

娘にカメラを渡して撮ってもらったのがこの1枚。
何の幼虫だろう?


そんなことをしていたら頭上を黒いものがひらひら飛んでいく。
茂みの中に入っていった。

ちらっと見た感じだとアゲハチョウのようだ。
飛び方や色からジャコウアゲハではないだろうか?

蝶が入っていった茂みに横から回り込んで入ってみる。
いたいた、やっぱりジャコウアゲハのようだ。



何度も周囲を飛び回り、同じあたりに戻ってくる。
他にはいないようでこの日は1頭しか見かけなかった。


近くに食草のウマノスズクサがあるのかと探してみたが見つけることはできなかった。

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